【Git】git revertの使い方
git revert:過去のコミットの打消しコミットを新たに作る
過去のコミットに対して打消しコミットを作成し、変更を相殺させることでコミットを取り消すコマンドです。
コミットを追加して過去のコミットを取り消しているので、「コミットを修正した」という履歴が残ります。
似たような機能をもつコマンドとして、git resetがありますが、こちらはコミット自体が削除され履歴が残りません。なので、チーム開発の場合はメンバーに周知するためにもgit revertを使う方が良いように思います。
git revertの使い方とコマンド
基本的な使い方
今回は動きを確認するために以下4つのコミットを行ったテスト環境を作成しました。
"first commit"、"second commit"、"third commit"、"fourth commit"
...4つも要りませんでしたが....笑
直近の"fourth commit"を取り消したいと思います。
①git revertコマンドの実行
//直近のコミットの取り消しコミットを作成 $ git revert HEAD または //指定したcommitの取り消しコミットを作成 $ git revert <commit ID>
※commit IDは$git logで調べることができます。
今回の場合は「$ git revert 45d58793184737346be9d3ced64331113483ca98」となります。
確認してみると....
取り消し履歴が作成されているのが確認できます。